製品連携事例
「命名くん」と「AOSBOX Business Pro」を組み合わせて利用することで、簡単かつ安全に帳簿データの保存ができます。
ペーパーレス経理を目的とした「電帳法」の2つのポイント
電子帳簿保存法、略して「電帳法(でんちょうほう)」は、税金に関する重要な書類や帳簿を電子データとして保管する際のルールのことです。この法律に対応することでペーパーレス化が進み、効率的な管理ができるメリットがあります。
本法律では、大きく「真実性の確保」と「可視性の確保」という2つの要件が定められています。
- 1.真実性の確保
保存したデータが正確であることを保証し、訂正や削除があった場合に事実内容を確認できる状態にしておくこと。 - 2.可視性の確保
保存したデータは明瞭な状態で閲覧・印刷が可能で、必要な時にすぐにアクセスできる状態を維持すること。
電子データの保存を進めていくことで、日々の経理業務はスムーズになります。その反面、日々の業務の中で紙からデジタルに移行させるには時間と労力がかかります。
電子帳簿保存法の詳細は、国税庁のサイトを確認ください。
▼電子帳簿等保存制度特設サイト
https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/tokusetsu/index.htm
「命名くん × AOSBOX Business Pro」でスマートなデータ管理
紙とバインダーで保管していた書類の山は、デジタル化によりスペースを取らなくなります。しかし、デジタルデータも紙と同様、最低7年間の保存が必要です。
国税庁はバックアップを強制していませんが、データが失われた場合、合理的な方法で取引情報を復元できることを推奨しています。データ破損による時間のロスや余分なコストを防ぐため、データ保存対策をすることが賢明です。
「AOSBOX Business Pro」は、帳簿データを自動かつ安全にクラウドへバックアップできます。「命名くん」と組み合わせることで、管理がさらに効率的となります。
■電帳法対応の3ステップ
- ①事務処理規定等の対応で、真実性を確保。
- ②「命名くん」でファイル名に日付・取引先・取引金額を付与するリネーム(改名)を行い、可視性を確保。
- ③「AOSBOX Business Pro」で、PC・Windows Server・NASのデータを自動でクラウドバックアップし、保存性を向上。
※電子帳簿保存法(電帳法)対応ソリューション「命名くん」は、株式会社アイ・オー・データ機器の製品です。
※クラウドバックアップサービス「AOSBOX Business Pro」は、AOSデータ株式会社のサービスです。
ファイル名のリネームで可視性の確保をクリアする「命名くん」
電帳法アプリケーション「命名くん」は、電子帳簿保存法における検索要件を満たすためのリネーム・検索ツールと、電子取引データの長期保存をする書き込みツールの2つのツールからなるアプリケーションです。
事前に登録した社内共通の取引先名や取引内容をアプリケーション搭載の自動入力機能により、自動で簡単に統一されたファイル名に変更できます。
サポート付きの有料版ご利用でより安心
有料版をご利用いただくと、ライセンス期間中の通常サポートに加え、運用にそのまま使える電帳法まるわかりスタートブックを提供いたします。また、今後のバージョンアップにより新規機能をご提供いたします。

※1 すでに取得済みのアカウントは有料版ご利用の際ご使用いただけます。
※2 国税庁DBを参照した企業名・法人番号検索を利用する場合はインターネット接続が必要です。
※3 Ver.2.0.0の時点では機能差分はありません。
※4 命名くん有料版または電帳法ソリューション対象製品ご購入の場合に限りサポート対象となります。
まずは「命名くん」の無料版をご利用ください。電帳法の検索要件を満たすことができます。
※命名くん(有料版のみ:利用設定ツール、リネームツール、書き込みツール)における設定やご利用に関するお問い合わせ先:アイ・オー・データ機器
※命名くん有料版にご興味のある方はこちらよりお問合せください。
※AOSBOX Business Proの設定やご利用に関するお問い合わせ先:AOSデータ